注文住宅を名古屋で考えているいる人に

注文住宅を建てようと考えると構造は何にするかですが、通常、木造にするか鉄骨にするかを悩むところです。木造は日本の伝統の技が生きる家屋だし、外観も自分たちが慣れ親しんだ形をしています。鉄骨は丈夫そうだけど木造より工事費がやや高そうだからと躊躇します。

もちろん木造の日本家屋もいいですが、構造的には鉄骨造のほうが圧倒的に丈夫なのです。木造は基本的に柱だけでは建物は持ちません。必ず筋交いが要るので大きな空間は作れないので間取りが制限されます。例えば１階部分をビルトインの駐車場にしたい場合、木造では構造的に不可能です。その点、鉄骨造であれば造作もないことです。あるいは二世帯住宅で３階建てにしたい場合なども鉄骨造でなければ不可能です。

鉄骨造は地震にも強いので、東南海トラフによる地震が３０年以内に起こる確率が９０％以上といわれる名古屋では耐震性は必須の条件です。