地盤沈下等で家が傾いた時にとる手法

日本は地震大国の為、住宅も地震による影響を受ける事が多々あります。自宅が倒壊などによって失われる可能性ももちろんありますが、埋立地などでよく見られるのが、地盤沈下などによって引き起こされる家の傾倒です。そんな地盤沈下による被害に対しての相談や調査を依頼できる機関に、地盤沈下修正センターがあります。そして、その修正後方の一つに薬液注入工法が挙げられます。

薬液注入工法は、地震によって緩んだりした地盤を、正常な状態に修正する事によって家屋等の傾倒を修正する工法の一つです。

グランドアップ工法とも呼ばれます。深さが5〜10メートルの地層に対して、3種類の薬液を圧入する事で、固化させて地盤の基礎を作ります。その作業を繰り返して行い、硬い地盤の層を家屋の下に作り出す事によって、傾きを修正する工法です。